初めて見る手作りムービー
今から約15年前。私は高校2年生、丸坊主の高校球児時代。
ひとつ上の先輩達が卒業する時期のことでした。
野球部の監督が卒業する先輩達へ動画のプレゼントをしました。
【卒業おめでとう】
というテーマでその年の『熱闘甲子園』の主題歌を使用し、練習風景や試合、和気あいあいと楽しそうにしているシーン等をとてもかっこよく尚且感動的に仕上げたものでした。
僕は感動して号泣。
それと同時にある想いが・・・
【こんなものが素人に作れるのか!!!】
とても衝撃を受けたことを覚えています。
これが私と【手作りムービー】との出会いでした(笑)
尊敬する先輩達との出会い
大学のサークルでとある先輩達に出会いました。
どこに行くにもデジカメを欠かさず持っていた先輩達。
あの頃は今と違ってスマホもなく携帯で写真を撮るということはあまり主流ではない時代でした。
練習風景や試合はもちろん新歓やBBQ、合宿や学園祭にスノーボードでも何枚撮るの!?って思うほど写真や動画を撮りまくっていました。
驚いたのはここから・・・
イベントが終わったらみんなのSDカードからデータを集める作業。
この集めてたデータを厳選した写真、動画を使い1つのムービーを作っていました!
それを見たときに二度目の衝撃を受けました!!
『すごい』
それが率直な素直な意見でした。
こんなものを作れる先輩達が近くにいる!
今では自分のパソコンもある!
今やるしかない!
そぉ思い立ってからは早かったです。
あの頃使っていたのがWindowsの【ムービーメーカー】というソフトでした。
わからないところはガンガン聞いたりして私自身もイベントの度にムービーを作り始めました。
新ソフト
大学も3年生後半に差し掛かる頃、私は3ヶ月間の病院実習が始まりました。
その実習先のスタッフの方と仲良くなり動画を作っていることを話すと、なんとその方も作っていると!!
その場ですぐにその方が作った動画を見せていただきました。
そして三度目の衝撃(笑)
なんと結婚式のエンドロールムービーでした。
いやいやいや、こんなの素人が作れるなんて思ったこともなかったので動揺を隠せませんでした。
そりゃあもぉ質問攻めでした。
すると
『ムービーメーカーなんて使ってるの?』
『これやるよ!』
それはサンプル版でしたが【Video Studio】というソフトでした!
すぐにその【Video Studio】を使いまくる日々。
勉強なんて二の次(笑)
たくさんたくさん作ってとにかく慣れました。
そしていろいろ教えてくれた先輩達の卒業ムービーを作成!
もう俺たちの遥か上に行ってしまったな!
先輩達にそう言われたときは飛び跳ねて喜んだことを今でも覚えています。
動画制作とは全く関係のない大学でしたが、この大学4年間で僕はいろいろな方と出会い動画作りの楽しさを知ることができました。
この4年間がなかったら今の僕は間違いなくいないでしょう。
本格始動
社会人になり【Video Studio】の最新版を購入した頃、大学時代の友人から結婚式のプロフィールムービーの依頼がありました。
大事な晴れ舞台で自分なんかが作った動画を流す訳にはいかない!
もちろん、最初は断りました。
「大学時代のいつもの感じで大丈夫だから」
と改めてお願いされ、承諾しました。
YouTubeなどをたくさん見ながらなんとか仕上げ、無事に仕事を果たしました。
その時初めて、結婚する2人の晴れ舞台のお手伝いができるってすごく幸せなことだなぁと実感しました。
正直、結婚式場やこういうビデオ関係に転職したい!とまで思ったほどでした(笑)
もっとクオリティ高いものを作りたい!
もっと上へ!
そぉ思った私はついにiMacを購入。
Final Cut ProXというソフトを入れて本格的に動画制作の勉強を始めました。
それからは口コミで広がった依頼を受け30組を超える新郎新婦の結婚式ムービーを手掛けました。
Twitterを始めたことで世界が変わった
年齢的にも結婚式が落ち着いてきて今日この頃。
このブログを解説する際に始めたTwitter。
これを始めてからまた世界が変わり始めました。
これまでは思い出をまとめた動画や結婚式の動画などしか作ってこなかった僕でしたがここでまた新たなジャンルの動画を作る楽しさを知ってしまいました。
【紹介動画】
これを作り出してまた新たな道が見え出してきました。
ブログを紹介する!
サロンを紹介する!
Twitterアカウントを紹介する!
要するに
PV(プロモーションビデオ)です!
個人的にこのPVは今後どんどん普及してくると思っています。
【自分のPVが名刺がわりになる時代が絶対に来る!】
そう確信しております。
何はともあれやはり僕は誰かのPVをを作ることが一番の楽しみになっています。
というわけで長くなってしまいましたが、これが僕と動画の15年です。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。